サイズで迷っている人も納得!テラス屋根の人気サイズベスト5
カタログなどを見るとこのようにいろいろなサイズが書かれており、それぞれ価格も違っています。
メーカーのカタログはどちらかというと専門業者用に作られており、エクステリアの知識が全くない方には細かすぎてわからないことが多いです。
そしてその中から「どれがいいですか?」と聞かれたところで「正直わからない!」っていうのが普通だと思います。
また同じサイズ表記なのに「関東間」と「関西間」と「メーターモジュール」というようにわかれていたりします。
これもサイズ選びの際にお客様を混乱させてしまう原因ですね。
実際に販売されているサイズの表記に使われている「1間」や「5尺」といった寸法も普段は使わないのでわかりにくさに拍車をかけている状態です。
まずはそのあたりのご説明をさせて頂きます。
「間」とか「尺」ってなに?
「間」とか「尺」ってなに?
そもそもこの「間」とか「尺」というのは、今では建築業界や着物業界などの日本古来のものが残る業界でしか使われていないので、普段の生活では馴染みがないため、いきなり言われてもなんのことやらという状態になってしまいます。「間」や「尺」というのはメートル条約に加入した明治時代までは一般的に使用されていた寸法表記なんです。当時の建物などはすべてこれらの単位を使う「尺貫法」で計算されていました。
そのため現在の建物を建てるときにも、昔から使われている畳や木材などはこのサイズで製造されているものが多く、自然と寸法表記も「尺貫法」が取り入れられているのです。また「関東間」と「関西間」の違いですが、昔は「江戸間」と「京間」と呼ばれていました。これは室町時代に畳の寸法から建築の規格までが設定されていった際に、柱の間を6尺5寸と決めて、そこに敷くための畳を6尺3寸としたのがきっかけです。これが「京間」つまり「関西間」でいう1間となったのです。
一方で江戸では柱芯と柱芯の間の長さを基準となったため、畳もそれに合わせて京間より短くなりました。この長さを「江戸間」と呼び、今では「関東間」という名称となっています。
つまり「関東間」では1間は約1818㎜・1尺は約303㎜。1間=6尺とされていますが、「関西間」は1間は約1972㎜・1尺は約303㎜。1間=6.5尺とされているというわけです。
そしてご多分に漏れず、住宅に設置するテラス屋根も建築業界の影響を強く受けているため、エクステリアメーカーは基本的に「尺貫法」で製造しています。お庭周りに設置するカーポートやフェンスなどがm表記の寸法になっているのは、お家に直接設置するものではないからなんです。それに対して、最近は「メーターモジュール」でお家を建てるハウスメーカーさんや施主様が増え始めています。「メーターモジュール」というのは、基本寸法をこれまでの1間の寸法ではなくm単位で建物を設計をすることをいい、1間を2mとして考えます。こちらの方がわかりやすいですね。
日本人の体格が昔に比べて大きくなってきたことから、廊下やトイレなど住宅の中を少し広く使いたいという要望と、コストとして材料の効率や手間が少なくなるという点から少しずつ増えてはいますね。このように現在は「尺貫法」と「メーターモジュール」が混在しています。ただやはり「尺貫法」の家が多いのでよく販売されているのも「尺貫法」の寸法で設定されたテラス屋根です。
どのサイズが人気なの?
どのサイズが人気なの?
サイズ表記のご説明はここまでにして、実際に販売されているテラス屋根のサイズはどれが人気なのかご紹介させて頂きます。
第1位 1.5間×6尺
間口が約2700㎜。出幅が約1800㎜といったサイズとなっています。
1階用の住宅の掃出し窓は経験上だいたいが1間であったり1.5間であったりが多いですね。
そのためこの間口サイズが窓とちょうど同じくらいのサイズか少し大きいくらいのサイズが人気です。
出幅に関しては洗濯物を干したりするスペースやウッドデッキ、濡れ縁などを設置したりというスペースも考えれば、人が通るというスペースも合わせてサイズが選ばれます。
第2位 2間×6尺
間口が約3600㎜。出幅が約1800㎜といったサイズ設定です。
基本的に2間の窓全体を覆いたい場合に使用されますね。
最近は大きな開口のある掃出し窓が人気ですので対応できるようなサイズが売れ筋です。
第3位 2間×4尺
間口は約3600㎜。出幅は約1200㎜といったサイズのこの屋根は1階よりも2階に取り付けるためのサイズとしてよく販売されています。
多くの造り付けバルコニーが3尺なのでそれに対応したこのサイズが人気です。
第4位 1.5間×4尺
間口は約2700㎜。出幅は約1200㎜といった第3位のサイズに比べて少し小さいサイズになります。
こちらも2階用でのご注文が多いですね。
第5位 2間×9尺
こちらはテラス屋根にしては広いサイズなりますね。
間口が3600㎜で出幅が2700㎜といったサイズです。
テラスの下でテーブルやイスをおいてガーデンライフを楽しむにはぴったりです。
最後に
最後に
多くのサイズがある中で、人気のサイズをピックアップしてみました。
当然ながら敷地によって施工ができる寸法なのかが重要なので必ず現地調査が必要になります。
ネットショップキロ テラス屋根専門店では概算見積りはサイト内で出来ますし、現地調査も無料となっています。
ご不明な点などありましたらエクステリアのプロがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
それではみなさんよいガーデンライフを。
テラス屋根専門店のキロでは日本全国でたくさんの施工実績がございます。
キロの日本全国で施工実績があります。
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