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投稿日:2015/12/10    更新日:2023/06/28


今あるテラス屋根と繋げて延長したいです。できますか?



テラス屋根 延長


みなさん、こんにちは。


ネットショップキロ テラス屋根専門店の山内です。


今回は、今あるテラス屋根と新しいテラス屋根を繋ぐことができるのか。繋いでテラス屋根を延長することができるのか、について解説していきます。


今あるテラス屋根に新しいものを繋いで延長することができるのかどうか。

これを考える前にテラス屋根の構造について少し勉強していきましょう。


屋根の形状


フラットとアール


テラス屋根 屋根形状


テラス屋根には屋根の形が大きく分けて2種類あります。


図をご覧いただいてもお分かりだと思いますが、アール型とフラット型です。

細かく分ければカーブタイプなどもありますがここでは一旦無視します。


この屋根の形状によって繋げられるかどうかの判断が簡単にできます。


今あるテラス屋根がアール型なら新しいものもアール型にしなければいけません。


反対に、今あるテラス屋根がフラット型なら新しいものもフラット型にしなければいけません。

これは誰が見ても分かりますよね。


屋根の角度


テラス屋根は、実は傾斜角度が決まっています。

テラス屋根 傾斜角度


上図はYKKAPテラス屋根ソラリアの横から見た図(立面図)です。


赤丸で囲った部分をご覧ください。


10°と書いてあるのが見えますか?


これは屋根の傾斜角度を表しています。規格でこの角度が決まっているのです。


ちなみに、三協アルミ メニーウェル2017年3月に廃盤となりました。は7°と少し傾斜が小さく設定されています。


ということは、この傾斜が違うテラス屋根は繋いで延長することができないということになります。



側枠について


テラス屋根 側枠


柱、側枠(そくわく)、前枠(まえわく)、垂木(たるき)、屋根材、樋とありますが、古いテラス屋根と新しいものを繋ぐのに重要になってくるのが“側枠”と“柱”です。


側枠は、屋根の一番外側にある部材なので、これを外して新しいものと繋げます。


先ほどのテラス屋根の形状(アール型・フラット型)が違えばこの側枠の形状も違いますし、屋根の角度が変わればやはり側枠が合いません。


また、特にアール型の場合ですが機種によって屋根の曲がり方に違いがあります。



テラス屋根 アール型 傾斜角度


上の図をご覧ください。


左がYKKAPソラリア、右が三協アルミ メニーウェル2017年3月に廃盤となりました。です。


屋根の傾斜角度が違うことは先ほどお話ししましたが、屋根の先の形状をご覧ください。


YKKAPソラリアの図が少し曲がってしまっているのが残念なのですが、それを差し引いても三協アルミのメニーウェルとは明らかに形が違いませんか?


壁から屋根が少しずつ出てきて、下に向けてグッと下がる場所がメニーウェルのほうが早めに曲線を描いていますよね。


全体的に丸みを帯びているように見えると思います。


アール型の場合にはこのような違いがあります。


また、決して今まであるテラス屋根と新しいテラス屋根それぞれの側枠同士を隣り合わせて雨が漏れないようにコーキングをするという作業はしません。


見た目にも美しくないですし、角度が違えばすき間を埋めることもかなり困難になります。


後になってから雨漏りの原因にもなります。



施工方法


つぎに施工方法を解説します。


あまり難しいことをお話ししても意味がありませんので、今あるテラス屋根と新しいテラス屋根が繋げられるのかどうかだけに特化してお話しします。



連結 施工方法


これはテラス屋根の前枠の部分の取付方法です。


前枠の端のキャップを外して「前枠連結材」を差し込みます。


図にはありませんが、この連結部分の真下に柱が来るように設置します。


前枠はテラスの機種によって形状が違いますし、同じ機種でも数年ごとにマイナーチェンジを繰り返すうちに形状が変化することがあります。


ということは前枠連結材が取り付けられるかどうかはその機種によります。



先のことを踏まえての結論です。


“今あるテラス屋根に繋ぐことができるのは、今あるテラス屋根と全く同じ機種で全く同じサイズの場合に限る”ということです。


同じ機種でないと屋根の角度も違うし、屋根の形状も違います。サイズが同じでないと前枠で連結することができません。


もう一つ付け加えるなら、今あるテラスを設置した時期にもよります。


先ほど、何年かごとにマイナーチェンジするというお話をしました。


全く同じ機種なのに連結材が取り付けられない可能性がありますので、いくら設置当時の御見積書と同じ機種名だったとしてもその御見積書の提示された日付まで確認する必要があるのです。


とはいうものの、2~3年前に設置したものならともかく、今あるテラス屋根とこれから取り付けようとしているテラス屋根が同じ機種なのかどうかなんてわかりませんよね。


ですから、連結できるかどうかは無料現地調査をお試しください。


どうしても早めにお知りになりたい場合はテラス屋根を写真に撮って送ってください。ただし、写真で判断できないことも多くありますのでご理解ください。


今あるテラス屋根が廃番商品だったり商品名が特定できない場合は、新しいテラス屋根を隣り合わせに建てるしかありません。



いかがでしたか?


このあたりで今回はおしまいです。


テラス屋根に関することならどんなことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。


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