絞り込み検索

商品 を探す

施工事例12867件

初めての方へ 初めて の方へ

エクステリア アドバイザー

豊富な知識をもとにお客様の後悔のないエクステリア選びをお手伝いするキロのスタッフです。
折本 折本
山内 山内
西尾 西尾
飯村 飯村
富田 富田
酒井 酒井
栗田 栗田
宮崎 宮崎
太田 太田
鈴木 鈴木
坂井 坂井
山村 山村

投稿日:2015/11/30    更新日:2023/06/21


テラス屋根の雨樋が壊れました。自分で直せますか?


雨樋



みなさん、こんにちは。


ネットショップキロ テラス屋根専門店の山内です。


今回は、テラス屋根の雨といのメンテナンスについてお話ししていきます。




構造


樋と書いて、といとかとゆと読むこの部材について書いていきます。


まずは雨樋がどんな構造になっているのかを見ていきましょう。


雨樋構造


テラス屋根で雨樋と呼ばれるのは、主に赤く囲った部分のたて樋のことです。


では、このたて樋をもう少し細かく見てみましょう。



雨樋構造


ご覧になるとお分かりだと思いますが、けっこう細かい部材に分かれていますね。この中を雨が通っていきます。


黒く囲った部分はテラス屋根の前枠なのですが横樋の役割も兼任しています。


屋根の上に載った雨は一旦ここに溜まります。ここに溜まった雨が縦樋を通って地面に流れます。この構造は建物の樋の構造と同じなのでそんなに難しいものではないと思います。


雨樋のメンテナンスはたて樋の部分とほとんどだと言っても過言ではありません。


なぜかと申しますと、前枠(横樋)はアルミ製なので丈夫で耐候性もあります。しかし、たて樋はプラスチック製です。ということはアルミに比べて耐候性が少し劣ります。


とはいうものの最近のプラスチック商品はかなり強度が上がっていますので、腐食して穴が開いてしまうとか割れてしまうということはまずないと思います。


ではたて樋とのメンテナンスというのはどんなものかといいますと、ゴミが詰まって流れが悪くなってしまったりとかお車などがぶつかってしまって樋が割れてしまったなどが考えられます。


しかし、一昔前のテラス屋根の樋は形状が違います。

メーカーや機種にもよりますが違いが多いので一概には言えませんが、腐食して壊れてしまう事象が多くありますのでその種類とメンテナンスの違いを説明をしていきましょう。




丸樋


先に説明した最近のテラス屋根の樋の形状です。


このタイプは樋自体が壊れてしまうことはまずありませんが、一番多いお問い合わせが多いのがやはりゴミの詰まりです。


丸樋

図はYKKAPテラス屋根ソラリアドレインと呼ばれる部分なのですが、この部分にゴミが溜まります。前枠(横樋)に溜まった水がたて樋に流れるようにほんの少しだけ傾斜が付けてあります。


その為、雨水と一緒に流れ着いたゴミが一番集まるところなのです。


ゴミと言っても紙屑のようなものが溜まることはまずありません。どちらかというと木の葉や虫などが溜まることが多いです。


ゴミが詰まってしまうとドレインから水があふれて端部のキャップや側枠などから雨漏りが発生することもありますので、案外重要なのです。


しかも、この部分は少し前までは普通のエルボでした。



エルボ


こんな形のものです。約90°に曲げるための部材なのでどうしてもこの部分にもゴミがたまってしまうのですが、これを掃除するのが大変でした。


たて樋の部材は施工時にボンドで接着してしまいます。そうしないと部材の接続部分から雨が漏れてきてしまったり、何かのはずみで外れてしまうからです。


そうなった場合は、たて樋をノコギリなどで切断して新しい部材と交換する必要がありました。


それを改善させたのがゴミ出しエルボと呼ばれるものです。



ゴミ出しエルボ


このゴミ出しエルボの下についてるキャップをくるくると回すとそこに詰まったゴミがすべて出てきます。これでお掃除ラクラク。樋を切断する必要も交換する必要もありません。


ただし、水も一緒に出てきますのでキャップを外す時は気を付けてくださいね。



ジャバラ


ジャバラ1ジャバラ2ジャバラ3



丸樋用のエルボの前は、ジャバラが使われることも多くありました。特にTOEX(当時:東洋エクステリア)のテラス屋根に多く使われていました。


形状としては洗濯機の排水のホースが一番近いかと思います。


機種によって丸ジャバラや角ジャバラがありましたが、このジャバラが厄介でした。


新品のうちはジャバラが柔らかく弾力性もあるので問題ないのですが、日光や雨風に当たっているうちに固くなってきてしまって知らないうちに穴があいたり破れてしまったりしてしまうのです。


ジャバラ部分は厚みもあまりないので劣化しやすいのもあるかもしれません。


ジャバラがやぶれてしまったらジャバラだけを交換することもできるのですが、交換に行くとそのほとんどが他の部分も劣化してしまっていて、全交換しなければいけない状態になっています。


設置してから15年~20年以上経っているジャバラが付いたテラス屋根はほとんどそんな感じではないでしょうか。


現時点では、TOEX(LIXIL)さんでも受注生産という形で取り寄せ可能なのですが、そのうち取り寄せ自体ができなくなってしまう可能性もありますので該当する方は早めに修理されることをお奨めいたします。



くさり樋


くさり樋 

くさり樋と呼ばれるものです。


和風の建物ですと玄関先などに鎖状のものがぶら下がっていて、そこに雨が伝っていくというとても風情のある樋をご覧になることもあると思います。


テラス屋根のクサリ樋はプラスチック製であまり丈夫ではなかったので、経年劣化によって鎖がちぎれてしまうことも多くあります。


その際はクサリ樋を買い直すか、丸樋に変更することをお奨めします。ただし、前枠の形によって丸樋が取り付けられない場合もありますので形状に注意してみてください。




ということで、ご自分で交換するのは少し難しいというのが私の結論です。


こういったものに精通されている方はいいのですが、初めて触れられる方であればプロに任せた方が間違いなくキレイに直ると思います。


いかがでしたか?


当店では、各メーカーのテラス屋根がお買い得価格でお求めいただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。







テラス屋根・ベランダ屋根関連ブログ

・・・・・・





お問い合わせ

商品や施工、無料現地調査に関するご相談やお問い合わせはこちらからお気軽にご相談ください。

ご不明な点はございませんか?


\ さらに安くなるかも!? /


無料現地調査・見積はこちら